ご近所さんの工房を借りて、引き出しの部品を作ってきました。
1×8を厚さ15ミリに製材しています。
ほかの部分は集成材の厚さに合わせて18ミリに製材していますが、引き出しは少しでも軽い方がいいだろうと、15ミリに。
15ミリは、使っているダブテイルジグが対応する最薄の厚さです。
組み合わせを間違えないように、展開図のように材料を並べて作業します。
3つできました。
アリ組みはこんな感じに。
前板は、別の材料を張り付けます。
はじめは、4面欠き包みにして、前板を1枚にしようと思っていたのですが、どうもいま持っている道具ではうまくいきそうにないので、普通の面一包みにしました 🙂
翌日は、底板をはめる溝を彫る作業。
その前に、引き出しの外側と内側になる面にサンダーをかけておきます。
内側は240→400番で仕上げ。外側は組み立てたあとに調整するので、ここでは240番まで。上下になる面は、やはり調整があるので、ここではサンダーをかけていません。
アリ組みの部分は、削らないように注意して作業します。
そして、トリマーで溝彫り。
こうなります。
うまくできました。
・・・と、いいたいところですが、1枚失敗。
上下を間違えてしまい、溝が2本に・・・。
ダブテイルジグは、接合する2枚を同時に加工することで精度を出しています。一度材料を取り外すと、同じ状態に戻すのはほぼ不可能で、この1枚だけ作り直すことはできません。
作り直すとすると、4枚すべてを作り直すことになります。
え〜つまり・・・痛恨のミスなわけですが、修整してそのまま使うことにしました。
底板の端材で、ある程度溝を埋めて、その上にパテを盛って整形します。
端材を入れたところ。
このあと、集成材のあまりで前板を3枚作りました。
明日は、組み立てが完了するはず・・・。